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FreeBSD 10.0-RELEASEへ向けた最新ベータ版となる「FreeBSD 10.0-BETA1」が公開された。FTPサイトからamd64版、i386版、ia64版、powerpc版、pwerpc64版、sparc64版のインストーライメージをダウンロードできるほか、10.0-BETA1がインストール済みの仮想ディスクイメージをダウンロードできる。すでにAmazon EC2向けのAMIも提供されている。
ALPHA5からの主な変更点は次のとおり。
- カーネルのバージョンとユーザランドのバージョンを別々に表示できるfreebsd-version(1)コマンドの導入
- ZFS lzjb展開パフォーマンスの改善
- MIPSサポートファミリ(mips24kおよびmips74k)の追加
- rc.conf(5)においてjailごとの設定ファイルを指定するjail_NAME_*系指定をサポート
- ATFツールの削除と_atfユーザの削除
- インストーラbsdinstall(8)に起動領域もZFSにするための機能を追加(実験的機能)
10.0-BETA1はfreebsd-update(8)によるバイナリアップデートの対象外となっており、アップデートする場合にはソースコードベースで実施する必要がある。