「MegaScale DC 4000.B」

HGSTは10月15日、3.5型HDDとして、2世代目のMegaScale製品となる記憶容量4TB、SATAインタフェースの「MegaScale DC 4000.B」の出荷を開始したと発表した。

この製品は、大容量化と消費電力、性能および信頼性の最適バランスを追求した製品で、データアクセス頻度がそれほど高くないビッグデータのバルクストレージ、Disk-to-Diskバックアップ、オンラインアーカイブや長期のデータ保管など容量当たりのコスト、 電力や設置面積などが重視される低負荷アプリケーション向けの製品だという。

CoolSpin技術(HDD の性能、消費電力および騒音が、最もバランスがとれるようにHDDのモータの回転数を最適化する技術)を採用した「MegaScale DC 4000.B」は、24時間連続稼働で年間アクセスデータ量が180TB以下の低負荷アプリケーション環境に最適な製品。HGSTのCoolSpin技術を適用することによって、現状の4TB、毎分7,200回転のHDD製品と比較して、動作時で最大45%、アイドル時で29%の消費電力を低減する。

インタフェースはSATA 6Gb/s、セクターサイズ(Bytes)は512e、ディスク回転数はCoolSpin、データバッファ容量は64MB、インタフェースデータ転送速度(最大)は600MB/s、環境周囲温度動作時は摂氏5~60度、非動作時は摂氏-40~70度。