日本オラクルは15日、ビジネス・アナリティクスやビッグデータの処理に適したストレージ製品「Oracle ZFS Storage ZS3」シリーズ2機種を、同日から提供開始すると発表した。
今回、発表されたのは、「Oracle ZFS Storage ZS3-2」、「Oracle ZFS Storage ZS3-4」の2機種。
「Oracle ZFS Storage ZS3」シリーズは、オラクルのデータベース製品の利点を引き出すストレージ機能を搭載したエンジニアド・ストレージで、特徴として、「Oracle Intelligent Storage Protocol(OISP)」によって、オラクルのデータベース製品のチューニングや管理を自動化する。
また、「SMP オペレーティング・システム」によって、次世代アーキテクチャや大容量キャッシュ、マルチコア・プロセッサを最大限に活用し、1つのシステムで32GBを超える持続帯域幅を提供する。
「Oracle ZFS Storage ZS3-2」は最大768TB、「Oracle ZFS Storage ZS3-4」は最大3.5 PBまで拡張可能で、両製品ともに、デュアル・コントローラのクラスタ構成に対応する。
それぞれの主な仕様と価格は、「Oracle ZFS Storage ZS3-2」が、DRAMキャッシュが512GB、読み取りフラッシュ・キャッシュが最大12.8TB、容量が最大768TB、最小構成価格が359万3,910円(税別)で、「Oracle ZFS Storage ZS3-4」が、DRAMキャッシュが2TB、読み取りフラッシュ・キャッシュが最大12.8TB、容量が最大3.5PB、最小構成価格が869万8,266円(税別)となっている。