東京ミッドタウンは、デザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」を開催する。開催日程は10月18日~11月4日。

メインコンテンツの「ミッドパーク・ダンジョン」

「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」は、インテリアやグラフィック、プロダクトから音楽、食など文化を形成するもの全てを"デザイン"として捉え、それらを通して日常生活を豊かにすることを提案するために2007年より始まったイベント。7回目を迎える今年のテーマは「デザインを、探しに行こう。」。 東京ミッドタウンのガーデン、ショップ、デザイン施設など街全域を舞台に、誰もが触れて楽しめるコンテンツを展開する。

メインコンテンツの「ミッドパーク・ダンジョン」は、東京ミッドタウンの芝生広場を舞台に、建築家・藤村龍至が制作したアトラクション。東京ミッドタウンの開発に親和性があるNY・マンハッタンの都市イメージを再現し、特徴的な都市計画「マンハッタン・グリッド」をモチーフに、4つの体験型コンテンツを含む、木材で構成された格子状の仮想都市空間を設置する。

「ミッドパーク・ダンジョン」では、巨大ハート型オブジェが登場する「ハート・スクエア」、木漏れ日の射す道を進む「フォレスト・スクエア」、入って遊べる土管を積み上げた「トンネル・スクエア」、シャボン玉のシャワーが飛び交う「バブル・スクエア」といった4つの体験コンテンツが展開される

また、今年度からの取り組みとして、 毎年4月にイタリア・ミラノで開催される世界最大の家具見本市「ミラノサローネ」のデザイン、技術、プロダクトなどの展示を六本木で再現する「Salone in Roppongi」が10月18日・27日に催される。「ミラノサローネ」の歴史や資料映像と共に、デザインオフィス「nendo」の作品にフォーカスし、アーカイブや新作の展示を行う。

そのほか、10月26日には、日本のデザイン界を牽引するトップクリエイターが、テーマ別にデザインの講義を開講する「DESIGN TOUCH CONFERENCE」が行われる。デザインオフィス「nendo」の佐藤オオキと5つのデザイン誌の編集長との連続クロストークや、プロダクトデザインに関する深澤直人、柴田文江の講義、大宮エリーによるコミュニケーションデザイン講義など、興味があるデザインの分野を自由に組み合わせて受講することが可能となっている。

これ以外にも、SAMURAI(佐藤可士和 + 糟谷義人)や永井一史などの著名デザイナーが東京ミッドタウンのインテリア・デザイン店舗18店とコラボレーションしてショッピングバッグを制作する「デザインショッパーコレクション 2013」も実施。期間中には、デザイン・アートコンペ「Tokyo Midtown Award 2013」受賞作品の発表、展示、授賞式も行われる。