米Akamaiは10月9日(現地時間)、Akamai Unified PerformanceテクノロジーをCisco ISR-AXシリーズ・ルータに、今後、統合する予定であると発表した。

Akamai Unified Performanceテクノロジーは、 Akamai Intelligent Platform への接続を通じてブランチ内にコンテンツをキャッシングして配信する。

「Cisco-ISR-AX」シリーズ

両社は、エンタープライズ向けネットワーク製品の共同開発により、WANとインターネット双方の最適化を実現するソリューションを提供する。

両社は、Wide Area Application Services(WAAS) とApplication Visibility and Control(AVC) を擁するCisco IntelligentR WAN(IWAN)の強みと、Akamai Unified Performance を組み合わせ、企業データセンターとAkamai Intelligent Platformをブランチへ統合することで、特に既存のネットワークリンクの負荷を減らすことができ、ウェブやビジネスで重要なアプリケーションのパフォーマンスを向上させ、「インターネット」を、速く信頼できるコスト効率のよいWANオプションとして提供する。

また、企業ネットワークで急増するトラフィックに対する要件を満たし、従来のハブ・アンド・スポーク型ネットワークにハイブリッドクラウドがもたらした構造上の課題に対処するための取り組みを行っていく。