日本ユニシスは10月10日、米国ユニシスのエンタープライズサーバー大型機「CS6200Lシリーズ」と中型機「CS4200Lシリーズ」の販売を開始すると発表した。
「CS6200Lシリーズ」は、MCP環境で稼働する大型機「CS750Lシリーズ」の後継機に位置付けられる機種で、インテルXeonオクタル(8)コア・プロセッサーを搭載、処理性能は前機種と比較し、単一プロセッサー当たりで約10%、単一OS環境下のシステム最大性能では約210%向上した。
インテルプロセッサーの専用ファームウェア上で従来のCMOS機と完全互換のMCP環境を実現しているため、顧客のプログラム資産をそのまま継承。また、提供プロセッサー性能は最大84倍の拡張性を有し、顧客の必要とする最適な性能モデルの選択が可能。最小構成価格は592万円から/月額(ハードウェア、ソフトウェア、保守料金の合計、税別)。
「CS4200Lシリーズ」は、MCP環境で稼働する中型機「CS4100Lシリーズ」の後継機に位置付けられる機種で、インテルXeonオクタル(8)コア・プロセッサーを搭載、処理性能は前機種と比較して、単一プロセッサー当たりで約16%、単一OS環境下のシステム最大性能は約33%と大幅に向上。加えて、提供プロセッサー性能は、シリーズ内で最大48倍の拡張性を有し顧客の必要とする最適な性能モデルの選択が可能。最小構成価格539万円から/月額(ハードウェア、ソフトウェア、保守料金の合計、税別)。
両シリーズ共に、企業の基幹システムとして活用できる信頼性と可用性を高めたHigh Availability(HA)システムで提供すると共に、既存システムのモダナイゼーションを支援する「ClearPath Portal」を両シリーズの基本ハードウェア構成の中に標準搭載。また、提供モデルは、顧客の利用形態で選択できるように、従来型の固定性能モデルとプロセッサの使用量に応じて課金する従量制モデルの2形態で提供する。