DMM.comは10日、3Dプリントサービス「DMM 3Dプリント」にて、新規Webサービス「クリエイターズマーケットβ版」を公開した。

「クリエイターズマーケットβ版」の仕組み

「クリエイターズマーケットβ版」は、クリエイターが3Dデータを出品して造形物の販売を行うことができるWebサービス。クリエイターは出品時に商品価格や商品名を申請。審査を通過した後、「DMM 3Dプリント」側で商品の登録・管理を行う。出品した商品が購入されると、商品価格から造形費用や事務手数料などを差し引いた金額が、クリエイターの利益として指定口座へ振り込まれる。同様のサービスでは必要になる場合の多いクリエイターの出品手数料および販売手数料、購入ユーザーへの送料は、全て無料となっている。

また、同Webサービスの正式リリースは10月31日を予定。それまでの期間はβ版として、応募したクリエイターの商品のみを先行して出品する。応募方法は同サービスのWebページを参照してほしい。ちなみに、正式版のリリース後は「DMM 3Dプリント」側での審査は不要となり、クリエイターが管理画面より商品を出品することが可能になるということだ。

なお、「DMM 3Dプリント」は、ユーザーが作成した3Dモデルデータをインターネット経由でアップロードすることにより、プロフェッショナル向け3Dプリンターで出力して配送する「ものづくり」支援サービス。マイナビニュースでは、同サービスの拠点となっている「DMM 3Dプリンティングセンター」への潜入レポートを掲載しているので、併せて参照してみてほしい。