日本HPは10月10日、世代ITインフラ実現に向けた戦略「HP Converged Infrastructure」の中核製品「HP BladeSystem」に対応したネットワークオプションとして、アップリンク最大40Gbを実現したHP IRF2対応のイーサネットL3スイッチ「HP 6125XLG ブレードインターコネクトスイッチ」(HP 6125XLG)と、16Gb ファイバーチャネルスイッチ「HP BladeSystem c-Class Brocade 16Gb SANスイッチ」(16Gb SANスイッチ)を販売開始すると発表した。

「HP 6125XLG ブレードインターコネクトスイッチ」

「HP BladeSystem c-Class Brocade 16Gb SANスイッチ」

「HP 6125XLG」は、HPネットワーク製品と共通したComwarev7 OSを採用したHP BladeSystem専用イーサネットL3スイッチモジュール。最大40Gbのアップリンクポートを4つ備え、サーバ側ダウンリンクは最大20Gbに対応する。

また、FCoE(Fibre Channel over Ethernet)、VEPA(Virtual Ethernet Port Aggregator)、TRILL(Transparent Interconnection of Lots of Links)などのネットワーク技術に対応するとともに、OpenFlow 1.3への対応を進めることで、SDN導入時にもシャーシ型/ラックマウント型スイッチと同じようにSDNコントローラーから管理可能な製品として利用できる。

「16Gb SANスイッチ」は、16Gbファイバーチャネル接続に対応したスイッチモジュール。サーバー側ダウンリンク16ポートに加えて、アップリンクを12ポート備え、ラックマウント型のBrocade SANスイッチと同様の管理手法で利用できる。

価格は、「HP 6125XLG」が195万1,950円、「16Gb SANスイッチ」が109万2,000円からとなっている。