NTTソフトウェアは9日、取引先へ送信する電子ファイルに印刷制限や有効期限などを設定し、送信済みでも情報漏えいを防ぐソフトウェア「WatchDox」の日本語版を、10月31日より販売開始すると発表した。

WatchDox 利用イメージ

「WatchDox」は、電子ファイルの保護と利用状況の追跡を可能とするファイル共有ソリューションを提供するソフトウェア。

特徴として、ファイルを暗号化するほか「編集・印刷・コピー・有効期限」などの制限を付与して保護するとともに、閲覧や転送など、ファイルがどのように利用されたかを操作履歴から追跡することができる。

価格は、クラウドサービスの場合、最小構成(50ユーザ、300GBの記憶領域)で1年120万円から。なお、同製品は情報発信者だけに課金され、情報閲覧者は無料で利用できる(1つのファイルを100人以上に配布するような場合については、別途問い合わせ)。