シャープは10月8日、低温での定着が可能なトナー「MycrosトナーCAP」を採用し、消費電力量を低減したデジタル複合機3モデル「MX-M565FN」、「MX-M465FN」、「MX-M365FN」を発売すると発表した。

MX-M565FN

同機は、法人向け中高速モデルのモノクロ複合機。新しく開発した「MycrosトナーCAP」を搭載しており、低温で用紙へのトナー定着が可能だという。ウォームアップタイムを従来機(MX-M363N)に比べて約40%短縮したほか、エコ学習機能や電源ON/OFFスケジュール機能などの省エネ機能と合わせ、消費電力量を半減させている。

また、業務用アプリケーションと連携して本機を操作できる「Sharp OSA」を標準で搭載。法人向けクラウドサービス「3sweb Sharpdesk Online」を利用すれば、データの閲覧・共有がオフィスや外出先で行うことができる。

主な仕様として、ファーストコピータイムは「MX-M565FN」が3.7秒、「MX-M465FN」が3.9秒、「MX-M365FN」が4.5秒。RAMメモリの容量は、いずれも標準で3GBとなっており、HDD容量は320GB。外形寸法は、いずれも865(W)×713(D)×843mm(H)、重量は「MX-M565FN」が約78kgで、「MX-M465FN」と「MX-M365FN」が約77kgとなっている。

価格は、「MX-M565FN」が211万500円、「MX-M465FN」が184万8000円、「MX-M365FN」が158万5500円。