クラウドワークスは2013年10月9日、KDDIウェブコミュニケーションズと業務提携し、クラウドストレージサービス「corabbit」の優待利用など、両社のサービスを連携する取り組みを開始した。
クラウドワークスは、“21世紀の新しいワークスタイルを提供する”をミッションに、エンジニアやデザイナーのクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」のクローズドβ版サービスを2012年3月21日に開始した。開始後約1年半で、登録された仕事の予算総額は40億円を突破しており、上場企業を始めとして1万3,000社以上が利用している。
KDDIウェブコミュニケーションズは、KDDIのグループ会社として、“ウェブ制作を「超ラク」にする”をサービスコンセプトとし、クラウド/ホスティングサービスおよびWebサービスを提供している。
提携の第一弾となるサービスとして、KDDIウェブコミュニケーションズが運営するcorabbitをクラウドワークスのユーザー限定に特別価格で提供する。また将来的には、クラウドワークスとのサービス連携を検討していく予定としている。
クラウドワークスでは、2013年7月に業界初の取り組みとなる「フリーランス ライフサポート」をスタートし、クラウドワークスに登録するフリーランスに対する各種サービスを提供してきた。発表によれば、今回の提携により、いっそうフリーランサーが働きやすくなる環境を構築していきたいとしている。
なお、本発表後に予定されている取り組みは次のとおりである。
- corabbitの利用優待 : クラウドワークスユーザーは、クラウドストレージサービスcorabbitを全プラン1か月無料で利用することができる
- クラウドワークスとcorabbitのID連携 : クラウドワークスの登録IDを利用してcorabbitへログインし、利用できる(検討中)
- クラウドワークスとcorabbitのアプリケーション連携 : クラウドワークス上で契約が成立した場合に、corabbit上で自動的にワークスペース(ファイルがシェアされるスペース)が作成されるなどのシステム連携(検討中)