Intelは、インターネットに接続された機器(Internet of Things:IoT)の開発と普及を加速することを目指したAtomプロセッサ「Atom E3800ファミリ(開発コード名:Bay Trail-i)」、ならびに子会社であるMcAfeeとWind Riverのソフトウェアを統合したIntelベースのインテリジェント・ゲートウェイ・ソリューションの新製品ファミリなどを発表した。
Atom E3800ファミリは、メディア/グラフィックスのパフォーマンス向上、ECC、産業用温度領域、統合セキュリティ、統合された画像信号処理などの特長を備えており、これらの機能を活用することでシステムベンダは、自らのシステムの市場投入までの期間短縮や、データ集約型アプリケーションの高速化、消費電力の削減などが実現できるようになると同社では説明している。
また、インテリジェント・ゲートウェイ・ソリューションの新製品ファミリを活用することで、McAfee Embedded ControlやWind River Intelligent Device Platformなど、統合された事前検証済みのハードウェア/ソフトウェアとして提供されるため、アプリケーション・サービスの開発/試作/導入をより迅速に行うことが可能になるとのことで、これによりカスタマは付加価値の高い新たなサービスの開発に専念できるようになるという。
なお、同ソリューションは、Atom E3800ファミリおよびQuark SoC X1000をベースにしており、2014年第1四半期から提供が開始される予定だという。