コンピュウェア コーポレーション(以下、CPWR)は10月8日、Splunk Inc.(以下、SPLK)との提携を発表するとともに、統合ソリューション「Compuware APM for Splunk Enterprise」をリリースしたと発表した。

統合ソリューション「Compuware APM for Splunk Enterprise」

同製品は、コンピュウェア独自のAPMを活かしてアプリケーション内部および各ユーザのやり取りを可視化することにより、本番環境でほとんどオーバーヘッドなしにトランザクションを100%追跡。これにより、パフォーマンスの監視および問題原因の究明だけでなく、ビジネストランザクションとユーザの行動の双方をリアルタイムで分析できる。

さらに、Splunk Enterpriseによりインデックスが付けられた他のマシンデータや構造化したビジネスデータソースとも相互に関連付けられるようになった。

顧客は、製品の導入により、基本的なアプリケーションを変更することなく、「セキュリティ:システムのパフォーマンスに影響を与える悪意ある行動を特定することにより、貴重なウェブアプリケーションを情報が抜き取られないよう保護」「不正行為の予測分析:ユーザの具体的な行動パターンを特定し、権限を持つアカウントの侵害や不審なデータアクセスのパターンを予測」「アプリケーションパフォーマンスの優先順位付け:Compuware APMによって、自動検出されたアプリケーションの問題は、ITインフラの情報と併せてSplunkによって素早く分析され、アプリケーションの速度低下およびユーザ体験の悪化の根本原因を突き止める」といったメリットを享受する。