旅行のクチコミサイト「フォートラベル」は、現在開催中のイベントや、近日開始となるイベントの中から過去に訪れた旅行者のクチコミを元に、全国各地のアートフェスティバルから厳選した「芸術の秋!今年絶対行きたい、クチコミで人気のアートフェスティバル5選」を発表した。

瀬戸内国際芸術祭

中之条ビエンナーレ

瀬戸内国際芸術祭

瀬戸内国際芸術祭」は、瀬戸内海の12の島と、ふたつの港を舞台に行われているアートフェスティバル。2010年に第1回目が行なわれ、今回が2回目の開催となる。会期は11月4日まで。

今年度は春・夏・秋の3期に分けて開催。季節の移り変わりとともに、芸術作品で彩られた島めぐりを楽しむことができる。すでに終了した春・夏の会期には、延べ約70万人もの来場者が訪れ、瀬戸内海を代表する一大イベントとして人気を集めている。

中之条ビエンナーレ

中之条ビエンナーレ」は、群馬県・中之条町全体を美術館に見立てたアートフェスティバル。町おこしをきっかけに、有志の芸術家や町の職員などが中心となり2007年に開始した。それ以降2年おきに行われており、今年で4回目の開催となる。会期は10月14日まで。

町の中心部をはじめ、6つのエリアの廃校や空き店舗などに芸術作品を展示。作品だけでなく、中之条町の文化や伝統も味わえるイベントとして注目されている。

神戸ビエンナーレ

神戸ビエンナーレ

神戸ビエンナーレ」は、兵庫県・神戸市で2年に一度行われているアートフェスティバル。阪神大震災から10年となる2007年に第1回目が開催され、「アートを活かしたまちづくり」をスローガンに、今年4回目の祭典が開催される。会期は12月1日まで。

このイベントは、生け花や書道、工芸菓子、音楽、大道芸など、様々なジャンルのアーティストがプロ・アマ問わず参加するのが大きな特徴。老若男女問わず楽しむことができるイベントとして支持されている。

あいちトリエンナーレ

あいちトリエンナーレ」は、愛知県・名古屋市で3年に一度開催されているアートイベント。2010年に第1回が開催され、「都市の祝祭 Arts and Cities」というテーマのもと、愛知芸術文化センターをメイン会場に、名古屋市美術館、空きビルが目立つ繊維問屋街「長者町」、元ボウリング場のビルを活用した「納屋橋」にて多種多様なアートを展示した。

このたび行われる第2回では、「揺れる大地―われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」をテーマに掲げ、東日本大震災後のアートを意識した内容を展開。第1回と同じ会場に加え、今回は「東岡崎駅会場」、「康生会場」、「松本町会場」が追加されるなど規模が拡大され、中部地方のアートイベントの代表格としての存在感を高めている。

TOKYO DESIGNERS WEEK

TOKYO DESIGNERS WEEK」は、今回の開催で28年目を迎える国際的なクリエイティブイベント。今回は「CREATIVE fes」をテーマに、「DESIGN fes」、「ART fes」、「MUSIC fes」といった3つの柱を掲げている。

また、今回から実施される催しには、日本を含むアジアの12以上の国から若手クリエイターの作品を募り、優秀作を表彰する「ASIA AWARDS」、作品のラフスケッチと完成形を展示する「Rough展」、2014年のミラノサローネに出展予定のエキシビションをプレオープンする「ミラノサローネ2014PRE「TOKYO IMAGINE」」などがある。

なお、各イベントを過去に訪れた旅行者の体験レポートが、フォートラベルのWebページで公開されているため、イベント参加を検討している人は参考にしてみてほしい。