Limelight Networksは2013年10月7日、日本法人のカントリーマネージャとして田所隆幸氏が就任したことを発表した。田所氏はIT業界で25年、多くの企業で要職を歴任した経歴を持つ。Limelight日本法人の全ての活動に責任を持つと共に、重要度の高いバーチカルマーケットでの成長戦略の立案を行う。

カントリーマネジャとなる田所氏は、日商エレクトロニクス、Legato Systems、ディスクベースのデータ保護ソリューションを扱うAlacritus(後にNetAppが買収) のアジアパシフィック担当マネージャーを経て、2005年にEMC日本法人に入社後、約8年間在籍し、2011年にアイシロン事業本部の本部長に就任後は、多くのメディア企業およびCDN事業者向けのビジネスを担当していた。田所氏は千葉工科大学で機械工学の学位を取得している。

Limelight Networks のAsia Pacific Group Vice PresidentであるAndy Clark氏は、「田所は鋭い洞察力と技術的知識を持ち、B2Bマーケットを深く理解している。活況を呈するこの市場においてLimelightのプレゼンスを向上させるために最適な人材だ」と述べている。

「日本におけるオンラインビデオの視聴は急激な伸びを続けており、コンテンツの配信速度が需要に追い付かない状況だ。この環境は、Limelightにとって非常に大きなチャンスとなる。田所は、最先端技術を取り扱う企業において新たな成長戦略を立案し、実行してきた経験と実績を生かし、私たちの日本でのビジネスを飛躍的に拡大させることができると確信している」