経済産業省は10月4日、韓国 icube Corp.(アイキューブ)が製造し、ソフトバンクBBが販売したテレビチューナー(バッテリー内蔵型/携帯電話機用)について、当該製品内部のバッテリーが焼損し、火災が発生する重大製品事故が発生したと発表した。同省は、当該製品を保持者に対し、事故の再発防止のため、使用を中止するよう注意喚起を行っている。
当該事故は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき、重大製品事故報告を受け、平成25年6月4日にガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であり、製品起因が疑われる事故として公表していたもの(管理番号 A201300159)。
事故の原因は、現在、調査中だが、当該製品内部のリチウムバッテリーから出火したものと考えられる。
この事故の後、平成25年9月18日に重大製品事故に至らない同種事故が発生。このため、icubeCorp.及びソフトバンクBBでは、事故の再発防止を図るため、使用中止を呼びかけるとともに、平成25年10月15日から対象製品について製品回収を実施する。