浅草ギ研は9月24日、低価格の入門用ロボットキット「ダンボット」の発売を開始したことを発表した。

最大の特徴はPCが不要で、テレビの赤外線リモコンでモーション作製と操縦を行える点だ。PCの操作が不慣れな人でも楽しめるというわけである。リモコンで作製したモーションは、ROMに記憶される仕組みで、最大12まで登録が可能。1モーションのポーズ数は、最大で8ステップとなっている。

対象リモコンは、家電協、NEC、パナソニック、三菱、LG、ビクター、サンヨー、シャープ、ソニー、東芝、パイオニア、日立、フナイ、そのほかということで、大多数のリモコンを使用することが可能だ。

また低コストの新型サーボが標準で4個(4軸)採用されている点も特徴で、最大で8個(8軸)まで拡張することが可能だ。サーボの構成は自由でユーザーの工夫次第でさまざまなロボットを作れる。また解説書にはサーボ4個による歩行ロボットの作り方も解説されている。

電源はアルカリ単四乾電池3本で動作するので、出火の危険性があるリチウムポリマーは使われていないため、取り扱いが用意である。

本体は、基盤、サーボ4個、歩行ロボットパーツ、電池ボックスのセットで、6300円。オプションのサーボ「ASV-15」は630円だ。