三菱重工業と富士ゼロックスは10月3日、ドキュメントサービスに関する包括的な提携を行うと発表した。
現在、三菱重工グループのドキュメント関連事業は、三菱重工の連結子会社であるリョーインが担当している。今回の包括提携により、リョーインのドキュメント関連事業を新設する別会社に分割し、富士ゼロックスが株式取得を行うことで事業を引き継ぐという。
両社によると、三菱重工グループにおいてドキュメント出力環境を構築し、ドキュメントサービス運用を最適化するために今回の包括提携に至ったという。
これにより三菱重工グループは富士ゼロックスによる最適なドキュメントサービスを受けることができ、一方で富士ゼロックスはドキュメントサービスと関連サービスのビジネス拡大が図れるとしている。
新会社の出資比率は、富士ゼロックスが80%、三菱重工業が20%で、設立日は2014年4月1日を予定。なお、新会社の社名や経営体制などの詳細については別途発表するとしている。