Googleは、このほど開催した「Googleアナリティクスサミット」で発表された新製品・新機能についてまとめた記事を、Googleアナリティクスの公式ブログで公開した。

2013年のGoogleアナリティクスサミットでは、適切な人々が適切なデータにアクセスできるようにする「Access」、分析と意思決定のためのツールと技術を提供する「Empower」、解析結果をさらに活用する「Act」の3つをテーマに、それぞれに関する取り組みや新機能が紹介された。

「Access」に関する最近の取り組みとしては、大規模なデータセットをインタラクティブに分析できるWebサービス「BigQuery」との統合や、Google アナリティクスの設定に要する時間を短縮する大企業向けのエンタープライズAPIの提供などが挙げられている。

また、「Empower」に関する新機能としては、オンライン学習プラットフォーム「アナリティクス アカデミー」や、イベントトラッキングの設定と計測を自動で行う「自動イベントトラッキング」などが挙げられている。「自動イベントトラッキング」によって、イベント計測を設定する際にGoogleタグマネージャのカスタムコードを追加する必要がなくなる。

「Act」に関しては、セグメント機能の刷新やレポート機能の強化、Google Playとの統合が挙げられている。GoogleアナリティクスがGoogle Playと統合することで、Google Playにおけるユーザー獲得状況が容易に確認できるようになる。