富士通は2日、FUJITSU SYSTEMS BUSINESSと、タイで運営しているデータセンターからプライベートクラウド環境を提供するサービスを、同日より開始すると発表した。
これまで、富士通とFUJITSU SYSTEMS BUSINESSは、タイの利用者に、日本もしくはシンガポールからクラウドサービスを提供してきたが、今回、タイ国内で運営するデータセンターにプライベートクラウド基盤(ホステッドサービス)を設置することにより、高信頼なICTサービスを提供することが可能となる。
同サービスは、「FUJITSU Cloud Initiative」における「FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted」サービスで、タイ国内での市場を意識した価格設定となっている。
特徴として、利用者の業務特性を考慮した仕様設計が可能なIaaSと、同IaaS環境に業務アプリケーションを搭載したメールサービスやERPサービスを含む約10種類のSaaSをそれぞれ提供する。