旭化成ファーマは10月1日、英Vernalisと、Vernalisが保有するフラグメント創薬および構造に基づく医薬創製技術を用いた、関節リウマチを含む自己免疫疾患に対する創薬に関する共同研究契約を締結したことを発表した。
Vernalisは医薬品開発に特化した製薬企業で、上市薬として偏頭痛の急性期治療薬「フロバトリプタン」を保有し、米国での咳を伴う風邪症候群に対する処方薬として複数の新規製品の開発および販売権とともに7つの開発パイプライン候補品を保有している。
なお、今回の共同研究契約の締結により、旭化成ファーマでは、Vernalisの持つ先端的フラグメント創薬および構造に基づく医薬創製技術を効果的に取り込んでいくことが可能となり、自社の自己免疫疾患領域における創薬研究開発を加速できるものと考えているとコメントしている。