Facebookは30日(米国時間)、英語(US)ユーザーを対象に提供しているソーシャル検索機能「Graph Search」で、投稿やステータスのアップデートも検索できるようにすると発表した。小規模グループからロールアウトを開始するという。

Graph SearchはFacebookユーザーのつながりを現すソーシャルグラフ・マップに基づいた検索機能で、Facebookで公開またはユーザーと共有されている情報からパーソナル化した検索結果を提供する。今年1月に英語(US)ユーザーへのベータ提供が始まり、7月に英語(US)ユーザーに公開されたが、検索対象になるデータが「People (人)」「Photos (写真)」「Places (場所・店など)」「Interests (興味・趣味など)」などに制限されていた。投稿とステータスアップデートが含まれれば、コメント、写真のキャプション、チェックインなども検索できるようになるため、Facebookのソーシャル検索の幅が大きく広がることになる。投稿とステータスアップデートも「Posts written at The White House (ホワイトハウスで書かれた投稿)」「Posts by my friends from last month (先月の友達の投稿)」というように、従来のGraph Searchと同様に時間や他の検索対象と組み合わせて検索を絞り込める。

「ホワイトハウスで書かれた投稿」を検索。Graph Searchを使えば、その場にいた人の声を探し出せる。