エフセキュアは9月30日、クラウド型サービス「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス モバイル セキュリティ」の最新版であるバージョン8.3を発売した。価格は、1~24ユーザーの新規1年契約で1ライセンスあたり4,300円から。

スマートフォンやタブレット端末の出荷台数の増加とともに、社内システムの利便性を考え、企業内へのモバイルデバイスの導入・検討が進んでいる。一方で、日々増加しているセキュリティ脅威はPC端末に対してだけでなく、モバイル端末も対象としている。2013年上半期には、Android端末を対象にした悪意ある広告やドライブバイダウンロードによって配布されるAndroidマルウェアが世界的に広がった。

エフセキュア プロテクション サービス ビジネス(PSB)は、マルチデバイスプラットフォーム対応のSaaS型セキュリティ対策ソリューションである。PSBモバイルセキュリティの新バージョンでは、新たにAndroid OS ver.4.3がサポート対象となり、3G回線を利用してないWi-Fiタブレット端末にもアンチセフト機能を適応できるようになった。

また新バージョンでは、ブラウザ保護機能やマルウェア検索エンジンも最適化され、さらに適切なモバイルマルウェア対策を実行できるようになった。今回のバージョンアップにより、PSBの導入・運用がさらに容易になり、PC・サーバ(Linux/Windows)・モバイル端末を含むマルチプラットフォームへ最新のセキュリティ対策を適用できるようになった。