オープンストリームは9月27日、自社プロダクト「Biz/Browser」をコアとして中堅企業の既存の業務システムのWindows Azureへの移行を促進するサービス「MFront-PRO」の提供を開始した。

日本マイクロソフト、ネクストスケープと協力体制をとり、両社のクラウド技術をサービスメニューとして提供する事で、業務に必要な信頼性の高いクラウド環境への移行をサポートする。

Biz/Browserは、1999年に初版がリリースされた業務システムのWeb化で生じるユーザインタフェースの操作性の問題を解決するツール。サービスは4つのステップで構成されており、購入する際どの段階まで適用するかを選択、適用範囲はサービス提供時に決定し、サービスの追加に関しては一定の優遇期間を設けられる。

「MFront-PRO」概要

サービスステップは、「STEP1:業務アプリケーションへのBiz/Browserの適応調査」「STEP2:最新のオペレーティングシステムへの移行」「STEP3: サーバ環境のWindows Azure への移行」「STEP4: オフィスアプリケーションのクラウド化」。

「MFront-PRO」サービスステップ

フロントエンドにBiz/Browserを採用する事によって、最新のオペレーティングシステムへの移行からサーバ環境をWindows Azureへ移行し、さらにMicrosoft Office 365を採用する事ですべての業務システム環境をクラウド化する事が可能になる。

本サービスの提供にあたって、2013年度中に100社の販売を目指している。