デジタルハリウッドは、グリフォンエンタープライズ、東京リスマチック、ボーンデジタルと4社合同による「「デジタル原型師」育成オンライン講座 ~美少女フィギュア編~」を、デジハリ・オンラインスクールにて開講する。同講座の受講時間は約15時間(反復学習は可能)。受講料は講座のみが11万4,500円(先着100名の限定価格は9万9,500円)、受講に用いる3Dソフト「ZBrush」付属の講座は20万600円(先着100名の限定価格は17万600円)。
同講座は、フィギュア制作、デジタル造形を仕事にしたい人のためのオンライン講座。プロの「デジタル原型師」を育て上げることを目的としており、デジハリ・オンラインスクールでスキルを修得した後、作品を制作してグリフォンエンタープライズにデータを提出。そして、優秀者はグリフォンエンタープライズから「デジタル原型師」(正社員、契約、インターン、成果報酬型など)としてデビューするという3つのステップにて展開される。
具体的なカリキュラムとしては、3Dデジタルスカルプティングソフト「ZBrush」を用いてキャラクターを制作していくことで、フィギュア制作に特化した3DCG制作手法と、3Dプリンターによる出力方法をオンラインで学んでいく。加えて、同講座の受講生は、東京リスマチックのサポートにより、修了後は優待価格での3Dプリンティングが可能。ちなみに、受講生が講座内で制作するのはウドパートナーズが製作する2014年放映の新作オリジナルアニメ「ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル」のキャラクターなどとなる。同講座の詳細や申し込み手続きについては、同校のWebページを参照してほしい。
なお、デジタル原型師とは、これまでアナログで行ってきたフィギュアの原型制作を、CG制作ソフトを使用し行う職業のこと。フィギュアの制作現場はデジタル化が加速しており、今後多くの仕事が生まれることが予測されているという。