インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、オールインワン型のパブリッククラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)ホスティングパッケージサービス」のAPIを9月24日より公開した。
同サービスは、Webシステム、メールシステムなど、企業に求められるシステム構成をパッケージとして提供する、高品質なホスティングサービスで、顧客はオンライン上で必要な構成を選択するだけで、迅速かつ低コストにシステム基盤を構築できる。
これにより、顧客はAPIを用いることで、仮想サーバの起動、停止、クローニング、追加申込などの操作を、プログラム経由で実行できるようになる。例えば、大量に仮想サーバを構築する場合、これまで1台ずつ手作業で行っていた設定を、APIを用いたプログラムにより一括で実行でき、また、アクセス数の増加等に応じた仮想サーバのスペック変更や追加も自動化できるため、顧客の運用負荷が下がり、人為的なミスも防ぐことが可能となる。
APIの詳細はIIJ GIOホスティングパッケージサービス API Referenceを参照。
IIJは、今後、APIの拡張を進めるとともに、プログラム開発を支援するSDKの提供も検討している。