忙しくてちゃんとランチの時間もないという人、コンビニで買ったサンドイッチを片手にPCに向かうよりも、昼はしっかり休んだ方がよさそうだ。Forbesがランチタイムを充実させるための方法を、「毎日のランチタイムですべき16のこと(原題:16 Things You Should Do On Your Lunch Break Every Day」で記している。
「一日に多くのことを達成したいのなら、昼はしっかりと休むこと」と述べるのはMichael Kerr氏。同氏は、職場にもっとユーモアが必要と主張するビジネスコンサルタントで著作も持つ専門家である。
確かに、一日を振り返ってみると集中しているのはほんのわずかな時間であり、多くの人が同意する意見といえるはずだ。つまり、ダラダラと仕事を続けるよりも、潔く1時間のランチタイムをとってリフレッシュすべきだと思われる。
なお、記事によると、充実した午後に導くためにランチタイムは以下のことに気をつけるべきだという。
仕事は一休み、デスクを離れる
"ながら"の休みはNG。メールチェックは一休みして、仕事のことはオフィスに置いて外に出よう。休むにあたって、仕事するのと同じオフィス、デスクにとどまるのはできれば避けたい。まず、長時間座っていることは体によくない。
画面ばかりであなたの目も疲れているので、PCだけでなく、スマホ、タブレットに利用も最小限に控えたい。
精神面でも、同じ風景(オフィス、デスクの上の書類やPC)を見続けることは、(たとえ仕事をしていないとしても)リフレッシュ効果を最大化できない。事情があって席でランチをとらなければならない場合も、一度は部屋から出て深呼吸しよう。
食べる
しっかり昼食をとろう。エネルギーバーのようなものを食べるよりも、食材を感じることができる食事の方がリフレッシュ効果がありそうだ。しっかり食べておけば間食の誘惑にも勝てるはず。ダイエット効果も期待できるかもしれない。
記事ではまた、だれかと一緒に食べることも勧めている。人との会話により精神的充足感が得られることだろう。一歩進めて、ネットワークタイムにするのもよいかもしれない。古い友人と会う、異業種の友人と情報交換…1時間でできることは多そうだ。
長すぎても短すぎてもNG
勤務先の休憩時間が1時間なら、できればフルで1時間のランチタイムをとりたいところ。だが、もし他の人が1時間とっていないのなら、周囲にある程度あわせて「休み過ぎと思われないようにすべき」という。
外食などオフィスから出る場合は、いつ戻ってくるのか、緊急時の連絡はどうするのかなどを明確にしておけば、あなたも周囲も安心だ。
午後の効率アップに向けて
まず休憩時間のはじめに深呼吸を。仕事は一休みと自分に言い聞かせよう。休憩時間中は、午前中にやったこと、やらなければならないことを整理して、午後に向けてTo-Doリストを作り直すのも良い。
暑い夏が終わり、気持ちよい季節になった。次のランチタイムは外に出て、10分間散歩というのもよさそうだ。