慶應義塾大学SFC研究所(以下、SFC)は9月19日、アクセンチュアおよびブレインパッドと、データサイエンティスト育成カリキュラムの構築、ならびに先進的なビッグデータの集計・解析手法などに関する共同研究を実施する「データビジネス創造・ラボ」を創設したと発表した。

「慶應義塾大学SFC研究所」

同ラボでは、「IT、アナリティクス、デザインの融合方法の研究」を主題テーマと定め、「各種データの収集に向けたあるべき情報システムの研究」「データ処理方法などのアーキテクチャ構築の研究」「データ分析手法の研究」「データを組織戦略に活用できる人材の研究」を実施していく。

また、人材育成として「データサイエンティストの育成」「教育カリキュラムの立案」、ケーススタディ執筆として「非営利・営利組織の事例調査、およびケースの作成」を行う。

各社の役割は、アクセンチュアがアナリティクスに関する深い専門知識・経験に基づく示唆を共有、ブレインパッドは、主にマーケティング領域における豊富な分析・データ活用の知見・経験を共有。さらに両社は、データサイエンティスト育成カリキュラムの構築支援、および構築されたカリキュラムに基づき、両社のデータサイエンティストによる講義を実施する。