Googleはこのほど、Googleアナリティクスの機能のひとつ、「アドバンスセグメント」のインタフェースなどを変更し、利便性を高めたことを公表した。順次、リリースを行うとしている。
アドバンスセグメントはGoogleアナリティクスで最も利用されている機能のひとつで、訪問(セッション)の単位でユーザーを分類することができる。
このほど、アドバンスセグメントのインタフェースが大きく変更され、よく使うセグメントはお気に入りに指定してすぐに呼び出すこともできるようになった。
また、これまではセグメントの絞り込み単位が「訪問(セッション)」単位だったが、新しいアドバンスセグメントではユーザー(ユニークユーザー)の単位で絞り込むことが可能になった。ユーザーを絞り込む期間は最大90日間を指定でき、「過去90日の間に2万円以上購入したユーザー」といった絞り込みができる。
また、ユーザー行動の順番を指定してセグメントすることも可能になっている。たとえば、プロモーション動画ページを見た後に商品ページへ遷移したユーザーを特定し、動画を見なかったユーザーとコンバージョン率を比較するといったこともできるとしている。