トレンドマイクロは9月17日、勤務先でのオンラインストレージなどの利用に関するWebアンケート調査の結果を発表した。同調査は一般従業員と情報管理者のそれぞれ309名ずつを対象として、2013年8月24日~8月26日に実施されたもの。

発表によると、全体の33.3%の人が勤務先で、社外とファイルを共有するために、会社が許可していない、もしくは許可しているかどうかわからないサービスを使ったことがあると回答している。

現在の勤務先で、業務ファイルを社外とやりとりするため、会社が許可していない、もしくは許可しているかどうかわからないツールを使用していますか? また使用した経験がありますか?(発表資料より)

社外とファイルを共有するためのサービスに関する社内規定の有無を尋ねた質問では、オンラインストレージについては過半数の人が、規定がない、または規定があるかどうかわからないと答えている。

勤務先で、業務ファイルを社外とやりとりする場合、次のようなツールの使用が許可されていますか?(発表資料より)

また、会社が許可していない、もしくは条件付きで許可しているオンラインストレージの業務利用について、情報管理者の54.5%が「一部の従業員は使っていると思う」と回答している。

従業員が社外と業務ファイルをやり取りする際に、会社が許可したものではない(もしくは条件付きで許可している)オンラインストレージを使用していると思いますか?(発表資料より)

このほか、業務ファイルを共有する際に利用するツールを指定している会社の情報管理者のうち59.5%が、現状指定しているツールについて、外部漏えいのリスクや従業員の業務効率の低下などの問題点があると答えている。

従業員が社外と業務ファイルをやり取りする際に、会社が許可したものではない(もしくは条件付きで許可している)オンラインストレージを使用していると思いますか?(発表資料より)