観光庁は9月13日、地域の観光の中核である宿泊産業の強化を目指し、山形大学・山口大学と連携して実施する、ホテル・旅館の若手経営者・後継者を対象としたセミナーの参加者を募集すると発表した。
同セミナーでは、地域と共に生きる経営者として、基礎的な経営スキルを身につけ、強い意志とビジョンに基づき、知識と実際の行動を一致させ、事業を変革していくリーダーを育成。財務・労務・マーケティング等の実践的知識を身につけるだけではなく、実業に持ち帰って実践するアクションラーニングにより、成果に結びつける。
対象者は、旅館・ホテルの若手経営者・後継者32名程度。プログラム参加費は無料だが、交通費、宿泊飲食費等の実費が必要。詳細はチラシを確認のこと。
プログラム全日程(第一ターム~第四タームの全て)参加可能であること、事業成長・変革への意志を持って取り組むこと、プログラム内で自旅館の財務諸表(貸借対照表、損益計算書)を活用できることが参加条件となっている。
プログラムの特徴とゴールイメージは、「1.地域と共に生きる経営者としての事業ビジョン、実現に向けた意志と覚悟が生み出される-困難な状況に立ち向かい、成果が結実するまで取り組み続ける源泉「意志とビジョン」を明らかに」「2.経営に必要な実践的知識を身につける」「3.ビジョン実現のための事業計画が生み出され、実践に移し、業績・価値の向上」「4.実践学習(アクション・ラーニング)により、成果に結びつける」「5.チーム学習によるネットワーク形成」。