宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、9月14日14時00分00秒にイプシロンロケット試験機を、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。
当初、13時45分の打ち上げ予定であったが、船舶が侵入する可能性があるということで急きょ15分遅らせる形で14時00分に変更。
当日の九州地方は高気圧に覆われているが台風18号から湿った空気が流れ込んでいる関係から、台風の外側の薄雲がかかっている状況ながら、12時の段階で風速8.3m、気温27.4℃とまずまずの天候具合であった。
イプシロンロケットは打ち上げの114秒後に無事に第1段の燃焼を終了し、第2段へと移行、624秒後に第2段と第3段の分離が行われている。
なお、イプシロンには全国から5812件の応援メッセージが届けられており、それらは機体に書き込まれ、一緒に宇宙へと上がっている。