ニフティは9月12日、利用者がオンプレミスで利用する、ネットアップ(NetApp)が提供するストレージに蓄積されたデータを「ニフティクラウド」上にバックアップすることができるソリューション「遠隔バックアップ for NetApp」を、同日より提供開始すると発表した。
「遠隔バックアップ for NetApp」は、東日本あるいは西日本のリージョンを選択でき、「ニフティクラウド」内に用意するバックアップ環境の運用・保守はニフティが行うため、バックアップ環境側に機器を保有する必要がない。
バックアップしたデータは、プライベートネットワークを通じて「ニフティクラウド」の仮想サーバから参照することができ、非常時のDRサイトの構築だけでなく、ビッグデータ活用などにも利用することが可能。
また、利用者システムのセキュリティポリシーや必要帯域等の要件に合わせて、インターネットVPN、専用線、閉域網の中から最適なネットワークを選択して利用できるほか、バックアップデータの増加状況に合わせて容量を追加できる。
なお、NetAppのデータレプリケーション・ソフトウェアはSnapMirror / SnapVaultの両ライセンスに対応している。
利用料金は、初期費用が5万2,500円、月額費用が1TBあたり4万2,000円となっている。