ソニービジネスソリューションは9月11日、小中高校における太陽光発電システムおよび蓄電システムの設置事業に関して、埼玉県さいたま市と仮契約を締結したことを発表した。
さいたま市に対して同社が提案した太陽光発電システムは、高出力250W高効率の太陽光パネルにより専有面積を抑え、軽量化と耐震性を両立させる仕組みになっている。
また、蓄電システムに関しては15年以上の期待寿命を持つ「オリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池」を使用した、系統連系型の新システムを採用。
両システムの連携運転により、高い安全性と長寿命を両立しながら維持コストを抑えることができるという。なお、このシステムは電力会社と動力契約をしていない施設でも利用でき、特定負荷への電力供給時にも変電設備が必要ないという。
同システムは、2013年度から2015年度にかけて、さいたま市内の152校に設置される予定になっている。