富士ゼロックスは9月11日、DocuPrintシリーズの新ラインアップとして1台三役(コピー・プリント・スキャン)のA4判LED複合機「DocuPrint CM200 b」を10月1日に発売する。

A4判LED複合機「DocuPrint CM200 b」

DocuPrint CM200 bは、デスクサイドへの設置に適した410(横)×389(奥行)×318mm(高さ)というコンパクトサイズで、1分間でカラー12枚、モノクロは15枚という連続プリントスピードを実現した。

同社では、DocuPrintシリーズで培った耐久性と高コストパフォーマンス性を継承し、SOHOなど中小規模事業所向けの低価格・環境配慮型エントリーLED複合機であるとしている。

交換が必要な消耗品はCMYK4つのトナーカートリッジのみで、EA-Ecoトナーを採用したことによって、従来のケミカルトナーよりも低い温度での定着が可能となり、消費電力を軽減。関連して、最新の「国際エネルギースタープログラムに」適合する省エネ設計により、1週間の標準的な消費電力量を試算するエネルギースターTEC値は、1.33kWhを達成したという。

エコマーク商品として認定されているほか、グリーン購入法にも適合、さらにRoHS指令にも対応する設計であり、徹底されたエコ仕様であることがわかる。

スキャナーの読み取り解像度は最大1200dpiで、TIFF、JPEG、PDFなどの各種出力フォーマットに対応。読み取り速度は、1分間にカラーが2.5枚、モノクロは10枚。TWAIN/WIAドライバーに対応し、データの出力先もUSBメモリやクライアントPCなどから選択することが可能だ。

本体価格はオープンで、メーカー予想実勢価格は8万4000円。トナーカートリッジは約700ページ分でブラック(K)が3,100円、CMYはそれぞれ4,500円となっている。