IIJは10日、シグマクシスの株式10%強を取得し、同社に資本参加したと発表した。今回の資本参加を機に、今後、IIJとシグマクシスはITコンサルティングサービス領域を中心に連携をより強化、推進していく。

IIJは、インターネット接続サービスを始めとする各種ネットワークサービスやクラウドなど、ITインフラサービスを強みに事業を展開しており、シグマクシスは、戦略立案、企業革新および情報システムの設計・構築を通じて顧客の企業価値創造を実現する、ビジネス・コンサルティング・サービスにおいて実績を有している。

IIJによると、戦略立案からシステム実装までを「エンド・トゥ・エンド」で実行するシグマクシスのサービスにおいて、IIJが強みとするITプラットフォームの活用は、顧客企業の経営課題解決において大きな効果を発揮し、IIJは、高度化、複雑化する顧客企業の経営課題解決にITを通じて貢献していくために、コンサルティング機能のより一層の強化を展望しているという。

両社は、すでに共同での営業活動を推進しているが、今回の資本参加を通じて更なる連携強化を図る。