オージス総研は10日、オープンソースソフトウェアを活用した「全文検索ソリューション」の提供を開始すると発表した。

全文検索は、企業内の様々な環境に蓄積・保管されている多量の電子情報に対し、利用者が簡単な検索画面から電子情報を探し出せるため、必要な情報に素早くアクセスできるなどの機能を提供する。

また、過去の検索ログから、社内で頻繁にアクセスされる電子情報や、利用者のトレンドなどを分析することもできる。

全文検索ソリューションについて

「全文検索ソリューション」の主な機能には、キャッシュ機能などを備えた高速検索や、「検索機能」としてキーワード検索、ドリルダウン、もしかして検索、類義語検索、検索サジェスチョンなどを備えている。

また、「アクセス権対応」としてファイルサーバなどのアクセス権限を継承した検索が可能なほか、MS Office、RDB、XML、MS SharePoint、HTMLなどのデータ形式の文書が検索可能となっている。

同社では、同ソリューションの導入事例として、大阪ガスの社内ファイルサーバ検索システムを同ソリューションに置き換えたことにより、ランニングコストを従来の30%程度(5年間総額)に抑えることができたとしている。