夏が終わり、9月からは新しいことをはじめようという人もいるだろう。資格に向けて勉強、苦手な英語を何とかしたい、あるいは今度こそダイエット……これからの季節は何をするにも良い季節だ。
「だけど、挫折が心配……」という人は、MindBodyGreenが「運動を(どんなに忙しくても)続ける5つのコツ(原題 : 5 Tricks To Keep Working Out (No Matter How Busy You Are))」という記事で、そんなあなたにピッタリの長続きのための5つの対策を伝授している。
記事はエクササイズを続けられない人に向けたものだが、さまざまなことに応用できそうだ。共通点は、自分のため、健康のためと分かっていても、忙しいなどの理由で挫折してしまう人がどうすれば続けられるか――参考になるポイントをぜひとも取り入れたい。
1.短時間でOK
1時間もジムで運動する時間はない――忙しく時間に追われる毎日なら、当然だ。ジムに限らず、英会話でも自分のための勉強でも同じだ。運動については、10分~15分と短時間の運動で効果を最大化させることを目指す手法「HIIT(High-intensity interval training)」がある。学習系なら、時間対効果はもっと気にならないはず。1日10分、いや5分の時間を見つけよう。
2.小さくはじめる
1と重なるが、もし三日坊主を自認しているのなら、最初に大きな目標を掲げるのはよくない。例えば、毎日○キロ走る、毎日○分リスニングアップのためのCDを聴く、というのではなく、週に2日、多くても3日から始めてはいかがだろう。慣れてきたら日数、あるいは時間を増やして「習慣」にしていってはいかがだろう?
3.1カ月だけコミット
「1カ月だけやってみる」と決めて始めるのもよい。できた日にはカレンダーに丸印を付けよう。1カ月が過ぎたらやめてもよいのだ。それまでは頑張る、と心を入れかえてみる。毎日20分の朝勉強だって、ゴールがあれば頑張れる。1カ月が過ぎたときに「習慣」になっているかもしれない。2と合わせて始めるのもよさそうだ。
4.習慣にする
続けるためには、寝る前に歯を磨くなど、何も考えずにやっている「習慣」にしてしまうのが一番だ。逆に言えば、三日坊主の人にだって歯を磨くなどの習慣はあるのだから、物事が長続きする可能性はあるということ。一番良いのは、いつもの習慣に続けてしまうこと。ランチの後に15分自分勉強、朝食中にリスニングのためのCDを聴く、歯を磨いた後に腕立て伏せ、などのように工夫してみてはどうだろう。
5.スケジュール帳に書き込む
最後の手段はこれだ。時間が作れないのであれば、強制的にその時間を作る。スケジュール帳に書き込んで、確保してしまおう。