ネットワンシステムズは6日、エヌ・ティ・ティ ネオメイト(NTTネオメイト)の全従業員約6,000名が利用する仮想デスクトップ環境を構築、同環境は今年4月から稼働していると発表した。
ネットワンシステムズは、レスポンスタイムを高めつつコストも最適化する構成を算出するため、NTTネオメイト社内の利用環境を想定して、自社の検証施設で評価・検証。この点がNTTネオメイトに高く評価され、導入ベンダーとして採用されたという。
主な導入製品は、仮想デスクトップソフト「VMware Horizon View」、仮想化ソフト「VMware vSphere」、セキュリティ対策ソフト「Trend Micro Deep Security(エージェントレス型)」、仮想環境向けハードウェア「サーバ / ストレージ / ネットワーク」。
環境構築によりNTTネオメイトは、利用端末にデータを残さない仕組みを導入することで情報セキュリティを強化。全従業員のデスクトップ環境が一括して管理可能になることで、運用管理の効率化を実現したとしている。
なお、NTTネオメイトは、今回の社内導入で得たノウハウを反映した「AQStage 仮想デスクトップサービス」を提供する予定。