丸紅情報システムズは9月3日、ATGSと共同で、在宅勤務のデータ入力業務を支援するクラウドサービスの提供を開始した。
同サービスでは、丸紅情報システムズが開発・販売するWebブラウザ対応データ入力システム「Web-ENT(ウェブエント)」の機能をクラウド環境で提供する。これにより、インターネットに接続できるPCさえあれば、データ入力作業のためのテレワーク環境をいつでも簡単に構築可能になる。
またオプションサービスとして、スキャナーで取り込んだ帳票の項目ごとに情報を細分化して複数の入力者に自動で振り分ける「イメージ分割機能」も用意されている。イメージ分割機能は情報入力業務従事者による情報漏えい防止に役立つという。
クラウドサービスの利用料金は5ユーザーライセンスで月額8万8500円(税抜)~。同社では、障がい者の在宅就労を支援するサービスとして企業や自治体を中心に、今後1年間で100社への導入を目指すとしている。