イーストは9月2日、米Datalogics Incorporatedと提携し、Adobe PDF Java Toolkit(以下、PDFJT)の日本での販売を開始すると発表した。

アドビシステムズによる開発後、Datalogicsを通じてイーストが日本国内でのライセンス販売と技術サポートを行う。

PDFJTは、アドビシステムズのAdobe LiveCycleサービスの中核となるインフラストラクチャーで、PDF、フォーム、およびReader拡張機能をサポート。API形式のこのツールキットを、Reader Extensions機能と共に提供する。

これにより、PDF作成と操作、テキスト抽出、パフォーマンスを向上させるためのJavaファイルストリームのサポート、ブックマークや注釈、およびデジタル署名をサポートするためのサポートを含む、PDFファイルを操作するための幅広い機能を提供する。

Reader Extensionsは、Adobe Readerでオープンされたドキュメントが拡張機能をアクティブ化できるようにし、「フォームデータをローカルに保存」、「注釈の追加と保存」、「電子署名の適用」、「二次元バーコードへ動的にデータを組み込む」、「PDFフォームおよびドキュメント用ウエブサービスとの統合」ができるようになる。

ソフトウェア開発者は、Reader Extensions付きPDFJTを使って開発することで、アプリケーションへこれらの機能を組み込むことができるようになる。