小学館は、漫画家の有志たちが同社ビルの壁面に描いた"ラクガキ"について、画像として保存および公開することを発表した。
このたび画像としての保存・公開が決定した"ラクガキ"は、小学館ビルの取り壊しに伴い、浦沢直樹やゆうきまさみなど同社ゆかりの漫画家有志たちがビルの壁面や窓ガラスに描いたイラストのこと。漫画家たちが自身の作品のキャラクターや小学館の有名作品のキャラクターを自由に描いたことが話題となり、公開期間中はビルの外からイラストを鑑賞しようと多くの人が多く訪れ、8月24日・25日に開催された観覧イベント「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」には、8,000人を超える来場者が詰めかけた。
また、"ラクガキ"が描かれた壁や窓ガラスについて、同社は「解体される「小学館ビル」とともに「ラクガキ」もまた、そのままの形での保存はかないません」とコメントしており、その代わりに画像としての保存を行うとのこと。なお、保存される画像については、同社公式サイト上などで順次公開されるということだ。