楽天リサーチはこのほど、シニア層の読書に関するインターネット調査の結果を発表した。同調査はKobo Inc.と共同で実施したもので、50歳以上の1000人を対象として2013年8月9日~10日に行われた。
発表によると全体の75.5%の人が、読書が「好き」、もしくは「どちらかというと好き」と答えている。また、読書が好きな人の75.2%は、1ヵ月に2冊程度以上の本を読むと答えている。
1年に1冊以上の本を読む人を対象に好きな本のジャンルを尋ねた質問では、「小説」という回答が72.7%で最も多い。本選びの参考にしている情報源については、「新聞・雑誌などの広告」や「インターネットからの情報」、「書店の店頭ポップ」「新聞の書評」を挙げる人が多い。
ここ5年から10年の間の読書量の変化を尋ねた質問では、48.2%の人が「やや減った」、もしくは「大幅に減った」と答えている。読書量が減った理由については、「文字が読みづらくなった(目が弱くなった / 老眼になった)」という回答が最も多い。
また、電子書籍の利用経験がある人は全体の16.6%で、電子書籍で読んだことのあるコンテンツのジャンルは「小説」が最も多い。電子書籍を読む際の端末は「PC」が46.4%で最多となっている。
「電子書籍を利用してよかったこと」を尋ねた質問では、「文字を自由に拡大・縮小することができる」という回答が55.4%で最も多い。