J.D.パワー アジア・パシフィックはこのほど、2013年の日本法人向け携帯電話・PHSサービス顧客満足度調査の結果を発表した。同調査は、全国の従業員規模が100名以上の企業における各種電話サービスの管理・意思決定関与者が対象。今年6月に郵送調査を行い、2465社から3129件の回答を得ている。
発表によると、法人名義契約の携帯電話・PHSを導入している企業の割合は2011年から2013年まで、95%前後で推移しているという。また、企業のスマートフォン導入率の割合は年々増加しており、2012年は25%、2013年は34%となっている。
スマートフォン導入企業と非導入企業のサービス利用状況を比較すると、「音声通話」の利用率はスマートフォン導入企業が96%、非導入企業90%で、大きな違いは見られない。一方、「外出先からの社内ネットワークへのリモートアクセス」などのモバイルソリューションの利用率は、スマートフォン導入企業が42%なのに対し、非導入企業は21%と大きな差がついている。
また、携帯電話・PHSサービスの顧客満足度は、NTTドコモが1位で、auが2位、SoftBankが3位、WILLCOMが4位となっている。