デルは8月30日、新しいDell SonicWALL NSAシリーズを発表した。

「Dell SonicWALL NSA」シリーズ製品画面

新しいNSAシリーズは、大企業向けに提供される拡張機能の実装と、ミッドレンジでは初の10 GbE 接続が提供され、従来のファイアウォールの持つ常識を塗り替えた。

また、中規模の組織、支店、学校、政府機関がマルチレイヤの保護を利用して、巧妙な攻撃を防御し、シングルパスの侵入防止システム(IPS)により、高度なアプリケーション制御を実現し、最適なネットワークパフォーマンスを確保し、TCOを削減可能となる。

さらに、スケーラブルなマルチコアハードウェアアーキテクチャと特許取得済みのシングルパス低レイテンシ Reassembly-Free Deep Packet Inspection(RFDPI)エンジンを活用。これらの次世代ファイアウォールのコア数は、6から24で、すべてのネットワークトラフィックの検査に十分なセキュリティ処理能力を有し、ポートやプロトコルに関係なく、脅威がネットワークに侵入する前に検出・阻止し、ボトルネックが生じることもない。

2ボックスソリューションとなる競合他社製品とは異なり、デルのRFDPIエンジンは、統合されたファイアウォールと侵入防止システム(IPS)のパワーを兼ね備えている。

10GbE SFP+インターフェイス、完全なステートフル高可用性フェイルオーバー、高性能 SSL 復号化などの高度な機能を備え、通常はエンタープライズグレードのネットワークセキュリティアプライアンスに提供される機能を中規模の組織に提供する。

「Dell SonicWALL NSA」シリーズのラインナップと主なスペック