Facebookを活用したマーケティング施策に取り組みたい!まずは社内提案用の資料を作らなければ…という時に“使える”ソーシャルメディア関連のデータをまとめてご紹介!!
こんにちは、SMMLabの藤田です。
今やFacebookは企業のプロモーション活動に無くてはならないチャネルになっていることは、現場の担当者にとっては当たり前のようになってきていますが、実際に施策の提案をする際には、まだまだ説得力のある調査データの力が必要な場面も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、公式アカウントを開設する、キャンペーンを企画する、現状施策の見直しなどの際に作成する、企画書・提案書・資料作りに役立つ、Facebbook関連のデータをまとめてみました。
※データを活用する際は、著作権・出典の表記なども含め、各サイトの規約に従って下さい。
■平成24年通信利用動向調査
通信機器やインターネットの利用について総務省が実施しているネットの状況を把握するための詳細な調査
参照:総務省 平成24年通信利用動向調査の結果(発表資料)
http://www.soumu.go.jp/menunews/s-news/01tsushin0202000058.html
主要情報通信機器の普及状況
・パソコン保有率が下がる一方、スマートフォン、タブレット型端末保有・インターネット利用が急増
・個人のソーシャルメディア利用状況のうち「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)への参加」は全体的に前年より増えているものの、最も多い20代でも利用率は28.2%にとどまっている。
・利用者、企業共にソーシャルメディアサービスの利用が拡大傾向。
企業におけるソーシャルメディアサービスの活用状況
企業におけるソーシャルメディアサービスの活用目的・用途
■SNS利用動向・広告活用状況に関する調査
SNS運営会社、関連企業への取材結果に加え、インターネットユーザー5,600人へのwebアンケート調査、各種公開資料などをまとめて分析した調査
株式会社 ICT総研調べ
参照:http://www.ictr.co.jp/report/20111127000028.html
日本におけるSNS利用者数
・2011年12月時点の国内ネットユーザーは9,510万人に達しているが、SNS利用者はそのうちの45%にあたる4,289万人となった。前年末の3,671万人から618万人増加しており、毎月50万人以上がサービスを開始している。
■SNS活用者動向
株式会社リスキーブランド調べ
参照:http://www.riskybrand.com/report_130724/
SNS活用者人口数推移
・2013年5月時点のSNS活用者人口は、2011年6月にリリースされたLINEが1094万人とトップ。Facebookは、2011年から2013年の2年で5.8倍に増加したものの906万人と2位。Twitterは783万人(この2年で1.4倍増加)。一方、mixiは440万人(この2年で37%減少)という結果
主要SNS活用者の価値観
・LINE、Facebook、Twitterの3ブランドは、それぞれは価値観別にすみわけされており、LINEは「のどか志向」、Facebookは「外交的×先取り志向」、Twitterは「内向的×先取り志向」な特徴がある。
■世界40ヶ国のフェイスブック(facebook)人口推移【2013年1月】
Facebookのサービス利用者数(人口比)
各国におけるフェイスブック人口の推移及び、人口に対する割合を把握するため、世界40ヶ国を対象に2013年1月時点でのフェイスブック人口の推移をまとめたデータ
アウンコンサルティング株式会社調べ
参照:http://www.auncon.co.jp/corporate/2013/0605.html
■第5回「企業におけるソーシャルメディア活用」に関する調査
ソーシャルメディアの公式アカウントを保有し、通常業務で運用する立場にある企業の担当者を対象にした「企業におけるソーシャルメディア活用状況」に関する調査。
「gooリサーチ」、株式会社ループス・コミュニケーションズ調べ
参照:http://research.goo.ne.jp/database/data/001582/index.html
企業のソーシャルメディア活用率
・企業のFacebook活用率は約8割となり、さらに伸長。Twitter活用率も5割を超えた。急成長したLINEの活用率は約25%で、mixiやGoogle+とほぼ並ぶ結果
・1000人以上の大企業では、Facebookの活用率は9割にのぼった。Twitterの活用率も約7割となり、大企業になるほどソーシャルメディア活用率は高くなる傾向
企業のソーシャルメディアの活用目的
・ソーシャルメディアの活用目的では、TwitterとFacebookで前年に比べ「ブランディング」関連が伸長。その他、「サイト流入増加」も上昇し、自社サイトへの流入効果が期待されている。また、LINEでは「EC連動」が他ソーシャルメディアに比べ高い結果。
ソーシャルメディア運用による効果
・ソーシャルメディア運用による効果では、前年に比べ全体的に営業効果の高まりが大きくみられる。特に、「問い合わせ件数・自社サイトへのアクセス数増加」での効果を感じている回答者が多い。
また、ソーシャルメディアを長期間活用することで徐々に効果が出ている企業もあり、中長期を見据えて継続的に活用することで、より効果が見込めるものと考えられる。
■Facebookユーザーの企業・ブランドFacebookページ利用実態調査
日本国内のFacebookユーザーが企業・ブランドのFacebookページをどのように利用しているのか、またそれにより実際のブランドへの好意度や購買意欲に変化はあったのかについて等のアンケート調査
アライドアーキテクツ株式会社調べ
参照:http://smmlab.aainc.co.jp/?p=21748
ソーシャルメディア上での企業のユーザー接点
・ユーザーと企業・ブランドの接点は、Facebookが圧倒的に多く、次いで、Twitter、LINEという結果
ユーザーがFacebookでページに「いいね!」をする理由
・41%のユーザーが「割引やキャンペーン情報を受け取りたいから」と回答
「いいね!」ファンの商品購買意欲
・全体の88% (前回とほぼ同じ)のユーザーが、自分がいいね!を押してファンになった企業・ブランドのFacebookページで、これから自分でその商品やサービスを購入・利用したいものがあると回答
企画書や提案書に、客観的な事実として説得力を持ったデータやグラフは不可欠ですね。SMMLabでも「企業の運用担当者」と「Facebookユーザー」を対象としたアンケート調査を定期的に実施していますが、今回ご紹介したデータの他に、「こんなデータが欲しい」「こんな調査はないか」というご要望がありましたら、ぜひコメントをお寄せください。
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