キヤノンは、ホームオフィスや中/小規模事業所向けのA4対応レーザー複合機の新製品として、カラー機の「Satera MF8570Cdw/MF8530Cdn/MF8280Cw/MF8230Cn」、モノクロ機の「Satera MF6880dw」の計5機種を9月5日より順次発売すると発表した。

Satera MF8570Cdw

Satera MF6880dw

カラー機の「Satera MF8570Cdw/MF8530Cdn/MF8280Cw/MF8230Cn」特徴

カラー機は、操作パネルを従来機の5行モノクロ液晶パネルから、7行カラー液晶パネルに変更。データをスキャンしパソコンへ転送する「ワンタッチスキャンボタン」や、複数ページを1枚にまとめる「用紙節約コピーボタン」など、ショートカットキーを操作パネルに搭載している。

7行カラー液晶パネル搭載

パネルと操作部

また、スマートフォンなどのモバイル機器との連携を強化し、Canon Mobile Printing、Google Cloud Print、Apple AirPrintに対応している。

モバイル機器との連携を強化

そのほか、印刷解像度を従来の600×600dpiから1,200×1,200dpi相当にアップ。印刷スピードはMF8200シリーズでは、印刷スピードを8枚/分から14枚/分(カラー印刷の場合)にアップしている(MF8200シリーズは従来どおり20枚/分)。

また、スリープモード時の消費電力を約2.1Wから約1.0Wへと約52%削減している。価格はオープンだが、市場想定価格はMF8570Cdwが89,980円、MF8530Cdnが79,980円、MF8280Cwが74,980円、MF8230Cnが64,980円。

A4カラーMFPラインナップと市場想定価格

Satera MF6880dwの特徴

MF6880dwは、コピー、プリント、ファクス、スキャンの4つの機能を備えたA4対応モノクロレーザー複合機の最上位機種で、毎分33枚の印刷を実現。

今回新たにスマートフォンなどのモバイル機器との連携を強化し、Canon Mobile Printing、Google Cloud Print、Apple AirPrintに対応したほか、LADPサーバに登録されているファクス番号やEメールアドレスを検索、登録可能になっている。

価格はオープンだが、市場想定価格は74,980円。発売は10月中旬の予定。

A4モノクロMFPラインナップ