Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform. |
Opera Softwareは8月26日(ノルウェー時間)、Operaの最新安定版となる「Opera 16」を公開した。Opera 16ではレンダリングエンジンがChromium 29エンジン相当にアップデートされているほか、パフォーマンスの向上、Geolocations APIのサポート追加、opera:flagsからより進んだ機能を試すことができるようになったという特徴がある。
「Opera 16」の主な変更点は次のとおり。
- プレゼンテーションモードをサポート (Mac OS X)
- ジャンプリストをサポート (Windows)
- opera:flagsの拡張。より多くの設定をopera:flags経由で実施できるようになった
- Geolocations APIのサポート追加
- スタートページのデフォルト設定変更を追加
- レンダリングエンジンをアップデート(Chromium 29のエンジンを採用)
- エクステンションにおけるAPIの追加や制限の緩和
- フォームの自動フィルタ機能の導入
- パフォーマンスの改善と各種バグの修正
- chrome.cookiesおよびchrome.history APIをサポート
Operaは現在「Developer」「Next」「Stable」という3つのストリームで提供されており、従来よりも頻度を上げてリリースを実施するとしている。今回公開された「Opera 16」は「Stable」ストリームからのリリースであり、最新の安定版バージョンとなる。