リバーベッドテクノロジー(以下、リバーベッド)は8月28日、アプリケーションアウェアなネットワークパフォーマンス管理(aaNPM)とアプリケーションパフォーマンス管理(APM)の機能を統合した新たなアプライアンスを発表した。本統合は、Riverbed CascadeとOPNET製品ファミリーの統合により可能となる。
本ソリューションは、ディープパケットキャプチャやネットワーク分析、アプリケーショントランザクションやエンドユーザ・エクスペリエンス(EUE)に至るまで、エンドツーエンドのパフォーマンス管理を提供するもの。
新版では、既存のCascade Sharkソリューションに、AppResponse Xpert向けのSharkモジュールが追加。これにより、Cascade Sharkが提供するリッチなネットワークインテリジェンスと、AppResponse Xpertの提供するエンドユーザ体験のモニタリングとトランザクション分析、アプリケーションパフォーマンスを同時に単一のアプライアンスで管理することが可能になる。
また、今回の発表では、パフォーマンス管理全体にアプリケーションの詳細な分析をもたらすAppResponse XpertとProfilerアプライアンスおよびPilotソフトウェアの統合も含まれ、要求の厳しい高パフォーマンスのアプリケーションインフラのための新しいAppResponse Xpert 6000アプライアンスも発表した。
同アプライアンスは、高速化するネットワークに対応し、パケットデータを長期間保持するために必要なストレージと高速分 析を提供。最大2x10Gbpの転送速度でディスク処理と書き込みを実行でき、264TBまで拡張可能な48TBのパケットストレージを備えている。