富士通は27日、モバイル関連製品・サービス群を体系化し「FUJITSU Mobile Initiative」としてサービスを提供すると発表した。
「FUJITSU Mobile Initiative」は、ユーザのニーズに対して垂直統合力とカスタマイズ力で対応する継続的な取り組みのこと。モバイルデバイスからネットワーク、セキュリティ、モバイル活用基盤、アプリケーションを網羅するラインナップと、これまでの実績に基づいたモバイルインテグレーションや運用サービスを体系化し、最適なモバイルソリューションを提供する。また、モバイル導入からインフラ構築、運用までをトータルサポートする。
モバイルインテグレーションでは、モバイル活用のビジョン・利用イメージ・効果検証で導入判断を支援する「ワークスタイルUXデザインコンサルティングサービス」や、7,000件のモバイル活用商談実績に基づく標準構成モデルを活用する「モバイルインフラ構築サービス」が新しく追加・体系化される。
また、モバイル活用基盤では高度なモバイルアプリの開発・実行・運用を実現するセキュアなPaaS基盤の「MobileSUITE」が追加され、PC向け業務Webシステムをそのままスマートデバイスで利用する「FENICS II ユニバーサルコネクト」が強化される。
さらに、顧客ニーズに合わせたスマートデバイスのカスタマイズサービス「カスタムメイドプラスサービス」や、数万台規模のスマートデバイスキッティング・展開・運用サービス「スマートデバイス-LCMサービス」が強化される。
サービスの想定価格は、1IDにつき1,000円/月前後となっている。